藤二商会
藤二商会は、お茶を中心に取り扱っている食品問屋です。品質はもちろん、ブレンドやパッケージ、色や味の細かい要望に応えられるよう様々な機材をご用意しております。

ハラル認証制度とは

食品加工技術、流通が発達するにつれ、一般的なムスリムの消費者には、目の前の商品がハラルなのか、ハラムなのか判別しづらくなってきました。そこで宗教と食品科学の2つの面から、専門家が、ハラルであることを保証する制度が登場しました。それが「ハラル認証」という制度です。1970年頃マレーシアで始まったと言われています。ハラル認証制度には「農場からフォークまで」の考え方があります。つまり原料から流通・製造を通じて消費者が消費する瞬間までハラルであるべきと考えられています。製造現場では、施設・設備が常にハラルである事、使用する原料が常にハラルである事が監査されます。そしてその製造現場で作られた製品がハラルである事を認証することになります。ハラル認証では従業員教育、組織としてのマネジメント体制の確認も求められます。現場の従業員、管理者の理解が不足していると、ハラルでないものが混ざってしまうおそれがあるからです。現在ハラル認証機関は世界に200以上あると言われています。日本でも当協会が確認しているだけで15以上の認証機関があります。(2015年12月現在)ハラル認証には世界的な統一基準がまだありません。宗派や宗教指導者ごとの見解の違いがあり、ハラル性についての解釈が異なるためですたとえばマレーシアなど国家レベルが整えた国内統一基準を持つ国もありますが、設立自体が自由であるため、それぞれの認証機関独自で定めた基準を使っている国・地域が多いです。また、提携のような形で、他の認証団体と同じ基準でハラル認証を行なっていることを示す「相互認証」などの仕組みもあります。現在基準を統一しようとする動きはありますが、その一方で国同士の統一基準の主導権を握ろうとする動きも起こっています。ハラル認証団体については全世界的に規制がありません。例えば日本では許認可も届出も必要なく、誰でも始められる状況です。業界としては新しく、世界が注目し始めたばかりの市場なので、まだまだ変化が激しい時期と言えます。今後も最新の情報収集が必要です。